今更だけどシアバターって?未精製と精製って?詳しくご紹介!

今更だけどシアバターって?

未精製と精製って?詳しくご紹介!

少しづつ暖かくなり乾燥の季節が終わったと安心していませんか?

安心しているとさらに乾燥肌になってしまうかもしれません。

今回は当社商品にも配合されている『保湿の王様 シアバター』について詳しくご紹介します。

シアバターといえばよく聞くけれども実際何がいいのかわからない、名前は聞いたことがある!と言ったお声も多いです。しかしシアバターには知れば知るほどこれまで使わなかったのが『もったいない!』と思わず口から出てしまうほどお肌に良い成分がたっぷりなのです。

良さを知ればスキンケア必須アイテム間違いなしですよ。

HPのトップページにも簡単には記載しておりますがまだまだご案内したい点が多くありますのでしっかりチェックしてくださいね。

 

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シアバターとは

シアバターはアフリカの一部地域にしか生息していない「シアの木」から作られており、極めて高い保湿力から「保湿の王様」とも言われています。しかし作成の工程には長く大変な手間、労力が掛かっています。

現地での一般的なシアバターの製法はまずシアの木の実から種を取り出し、その種を天日干しで乾燥させ炒めます。さらにそこから炒った種をペースト状になるまで砕きます。そこに水を加えホイップ状になったものの水を蒸発させ、ろ過して冷ます。そうすることでシアバターが作成されます。

アフリカでは赤ちゃんの頃から使用し炎症などを起こした際にも塗るような万能薬として生活に根付いたものであり今では多くの企業が注目するアフリカの伝統的な美容用品となっています。

とても大変な手間、労力が掛かっていますがそのおかげもありシアバターという肌に非常に優れたものが出来上がります。

 

・シアバターの特徴

シアバターの主成分はステアリン酸やオレイン酸といった脂肪酸に加えてやその他にも数多くの成分を含んでおり人の皮脂とよく似た性質をしているため肌なじみが良くとろっと油膜で包まれるようなテクスチャを感じることができ肌の潤いを保つことができます。

シアバターは固形のものでも人肌と同程度の36度程度で固形からクリーム状に変化していきますので手でクリーム状になるまで温めるとムラなく肌に塗りやすくなります。

加えて主成分であるステアリン酸には抗酸化作用もあり酸化が原因であるシミや小ジワの対策にも効果を期待することができます。また微量のカロチノイドやトコフェロール、アラントイン等も入っているため肌荒れにも効果が期待できます。

しかし上記にも記載していますがシアバターは主に脂肪酸で構成されている為、塗りすぎると油分が肌のターンオーバーを阻害してしまう恐れもありますので良い成分が多いからといって過度に塗るのは抑え適量を塗るようにしましょう。塗りすぎた場合は余分な分を少し拭き取って調整してあげましょう。

 

・シアバターの使用期限は?

シアバターは上記にも記載していますが主な成分がステアリン酸・オレイン酸という酸化しにくい成分で構成されているため開封後すぐに使い切らなければならないといったことはありません。しかし抗酸化作用も全く酸化しないということではないので使用後は蓋等をしっかりと閉め、直射日光を避けて高温・低温になりすぎない場所に保管すれば1年程度は保つと考えられます。蓋がないようなものについてはラップなどでできる限り空気を抜きなるべく早めに使用しましょう。

 

・精製と未精製の違いは?

シアバターには「精製」と「未精製」のものがあります。この2つには肌への美容・保湿効果、色味や匂いなどに大きな違いがあり、それぞれの特徴についてご紹介していきます。

 

精製シアバターの特徴

◯精製することにより不純物が取り除かれており色が白色

◯精製時に一緒に美容成分が出てしまい未精製物に比べると美容・保湿効果が劣る

◯加工されており無香料や香りづけされたものもある

◯加工されている為、同じ商品にほとんどムラはない

◯液状化するのに融点が変わっている可能性がある

 

未精製シアバターの特徴

◯色味が茶色もしくはクリーム色のような色味

◯美容成分が多く高い保湿能力、美容効果

◯ナッツのような甘い独特な匂い

◯商品によってはムラがある可能性がある(色味や匂い等)

◯人肌(36度程度)で液状化する

 

・精製と未精製どちらがいい?

上記の特徴をくらべて見れば未精製シアバターの方が効果が高そうだし未精製シアバターの方が良さそうと思ってしまうかもしれませんが場合によってはそうとは限りません。

シアバターは肌の成分に似ているため刺激が少なく赤ちゃんから大人まで使うことができ、顔や体だけでなく唇、髪の毛にまで使うことができる優れた効果を持っています。

しかし人間の肌は各個人違っていることやその日その日によってコンディションの違いもある為、シアバターの少ない刺激であっても肌が拒絶反応をだしてしまう方もいらっしゃいます。

そこで精製シアバターは精製時に刺激のある美容成分も一緒に取り除いているためさらに刺激が少なくなっており肌への影響が低くなっている為、効果は薄くなっているかもしれませんが使いやすいものになっています。

また未精製シアバターの甘い匂いが苦手の方も中にはいらっしゃいますし、手作業にて作られている未精製シアバターはムラが出てしまい加工がされていないため商品によっては少し香ばしい匂いがしたり色が濃いなどの違いがあってもそのまま商品として出る可能性がある為、以前用意したものと同じものを用意したのに効果が一緒であっても違う印象を感じたということもあります。

ものによっては精製シアバターを肌に塗った時に感触が違うといったこともあります。精製することにより油分が減り、固形から液状になる温度が少し上がって未精製シアバターの場合は肌にスッと馴染むような感触であったが精製シアバターを使った際には若干の固形感が残っており肌をコーティングしているような感触といったこともあります。

こういった多くの違いがある中で比較して購入するのも難しいところですが「肌にはできる限り天然由来のものを使いたい!」や「アロマのような匂いつきのシアバターを使ってみたい!」、「どれだけの保湿効果があるのか比べてみたい!」など個人の嗜好も取り入れて選んでいくのが良いと思います。

 

まとめ

3月は冬から春への季節の変わり目ということもあり皮脂の分泌が不安定になる方が多く、油断していると肌が非常に乾燥しやすくなってしまいます。

自律神経の乱れから起こる不安定さは普段からスキンケアをしていても防げないことも

多いので普段よりも厚めにケアしてあげることも重要です。

この皮脂の乱れを補填するようにシアバターを使ってみるのも良いかもしれませんね。 また当社の商品も未精製シアバターをたっぷり配合していますのでぜひチェックしてみてくださいね。

 

アフリカで働く女性・子供たちの躍進に

当社が使用しているシアバターの原産国のブルキナファソは世界から見ても貧困な国で現地の方は収入を得るのが難しいのが現状です。しかしこのシアバターは多くの人や企業を魅了しており当社含め多くの企業が支援をしております。ここからさらに女性や子供たちが躍進していけると思っています。