喫煙するとお肌どんなデメリットがあるの?喫煙による肌荒れとその改善策

喫煙するとお肌どんなデメリットがあるの?

喫煙による肌荒れとその改善策

喫煙はがんなどの病気のリスクや口内の歯周病等のリスクなど様々な健康被害をもたらすと多くのメディアでいわれていますが実は肌にも悪影響があります。

では肌にはどんな悪影響があるのでしょうか?今回は喫煙とお肌について紹介していきます。

 

スモーカーズフェイスって?

たばこを長期間吸っていると肌に変化が表れるようになり「スモーカーズフェイス」というものになりやすくなります。

スモーカーズフェイスの方は以下のような特徴が見受けられます。

・上まぶた、下まぶたのたるみ

・頬がこけて頬骨が目立っている

・目尻や上唇に深いしわが多い

・肌に弾力がなく、肌トラブルを起こしやすい

・深いほうれい線がありやつれて見える

 

上記以外にも肌ではありませんが歯や歯茎の変色や口臭にも変化をもたらします。

そのため年齢以上に老けて見られることがあるかもしれません。

また紫外線と同様でダメージが蓄積されていくため若い時から長年吸っている方のほうが影響が大きいといえるでしょう。

たばこが肌に与えるダメージは紫外線に次いでダメージが大きく肌にとっても大きな影響があるため、できれば喫煙をしないほうが肌のためになります。

 

たばこの何が肌に作用しているの?

たばこには「ニコチン」が含まれておりニコチンは依存性を高めるものとして有名ですがそのほかにも肌に悪影響を与えることがあります。

以下にその影響について記載していきます。

 

・老化の加速

ニコチンには血管収縮作用があり血行が悪くなるため栄養が十分に行きにくくなるため表皮のターンオーバーの遅れや乾燥、くすみ、しわなどの原因になります。

これらの症状が進むと年齢以上の肌の老化を感じることとなってしまいます。

 

 

 

・女性ホルモンの低下

 ニコチンは女性ホルモンの代謝を阻害し、女性ホルモンの分泌を低下させてしまいます。女性ホルモンの一つである「エストロゲン」は美肌ホルモンともいわれており肌にとって重要な役割を果たしているため、女性ホルモン分泌の妨げは肌にとってとても痛手になってしまいます。

※エストロゲンの肌への役割

 エストロゲンは表皮細胞を活性化させ角層の機能を高めることにより、皮膚のうるおいの増加やバリア機能を高めてくれます。真皮においても線維芽細胞を増殖させ、コラーゲンやエラスチンが増加することにより肌のハリや弾力を維持してくれます。さらに蛋白分解酵素を減らし、しわの形成を抑制してくれます。

 

・活性酸素の増加

主に紫外線を浴びることによって多量に生み出される活性酸素ですが、喫煙によっても活性酸素が生み出されます。

活性酸素は主にシミやしわ、たるみの原因で肌の老化につながる原因の一つです。

 

 

 

・体内のビタミンCが多く失われる

美肌のためには欠かせないビタミンCですがたばこ1本でおよそレモン半分〜一個分のビタミンCが破壊されてしまうといわれています。

たばこは腸壁からのビタミンCの吸収率を低下させるうえにさらにビタミンCの代謝も上げるためビタミンCを摂取しても利用されないまま排出される割合が非喫煙者に比べとても高くなっています。

またビタミンCは摂取すれば摂取するほど体内に貯蔵しておけるというものではないため一気にビタミンCを摂取しても利用されずに排出されてしまうため大量摂取しても意味がありません。

 

※ビタミンCの肌への役割

 ビタミンCが肌に与える効果は

・メラニンを抑制し、しみやそばかす、たるみ、色素沈着(日焼け)を緩和する

・抗酸化作用(活性酸を抑制し肌の老化を防ぐ)

・コラーゲンの生成の促進

上記のように肌の美容にとって欠かせないものですが喫煙によりこれらの効果を失うため美肌の観点から喫煙はおすすめできません。

 

スモーカーズフェイスにならないための対策

 肌のことを気にして喫煙をやめようと思ってもなかなかニコチンによる依存から抜け出せないという方も少なくないと思います。そこで少しでもスモーカーズフェイスにならないように禁煙以外での対策をご紹介していきます。

 

☆ビタミンCをこまめに多めにとる

上記にも記載していますが喫煙によってビタミンCが破壊されるためビタミンCを摂取しても体内で利用される割合が少ないため少し多めにとっておくと良いでしょう。

しかし摂取のし過ぎも意味はありません。

ビタミンCは摂取後おおよそ2〜3時間程度で排出されてしまうためこまめにとるようにすると良いでしょう。

スキンケアでビタミンC誘導体が配合されているものを使用しているものを使ってみるのも良いかもしれません。ビタミンCが肌にいいのであれば直接塗布すればいいとお考えの方もいるかもしれませんがビタミンCは水溶性で肌には脂溶性のものの法が浸透しやすいことや空気酸化しやすいこと、水分との接触で失活しやすいなど様々な問題があります。

その点を改良したのがビタミンC誘導体であり基本的な構造は変わりませんが肌に効率よくビタミンCを吸収できるようになっており効果を発揮しやすくなっています。

 

☆保湿をする

保湿はシワやたるみの予防にもなり肌を丈夫にしてくれます。

肌が丈夫になることで少しのことでは肌が荒れたりすることがなくなります。また肌に潤いがあるとハリや弾力も感じられるようになるため肌の老化も感じにくくなります。

肌を守るための予防としてはとても重要なことなので試してみましょう。

また保湿は継続が大事であるため1度したからと満足せず毎日することを徹底しましょう。

※保湿のしかた

保湿をするタイミングはお風呂上がりや朝の洗顔後など顔をきれいにし清潔なタオルで優しく拭いた後にするようにしましょう。

保湿に使うものはまず化粧水・ローションを塗布後、乳液やクリームで水分が逃げないように蓋をしましょう。

塗布の仕方についてですが、化粧水や乳液は500円程度の大きさを手に出しなじませ擦るように塗るのではなく優しく押し込むようにして塗布しましょう。

 

・禁煙や喫煙の本数を減らす

この対策は一番の原因であるため一モーカーズフェイスの対策としては一番重要なことではありますが禁煙するまでに多くの本数を長年吸っていると禁煙できても体内ですでにスモーカーズフェイス化が進んでいて加齢も伴うと結果的にスモーカーズフェイスになってしまうことがあります。

またニコチンの依存性からすぐにやめれるというのも難しいと思います。

ただ進行自体は止まりますので喫煙の本数を減らすことからしていき禁煙まで頑張りましょう。

 

・肌のターンオーバーを促す

たばこによるダメージで肌の真皮にダメージが入っている場合は治すことが難しいですが表皮のダメージは肌のターンオーバーによってある程度治すことができます。

人間の肌は一定の周期で生まれ変わっており古い肌は落ちて行きます。

この新しい肌をどんどん生み出すことによりきれいになるため肌のターンオーバーを促しましょう。

肌のターンオーバーは保湿、規則正しい生活、適度な運動などにより促すことができます。

 

まとめ

喫煙は肌だけでなく他にも様々な健康被害があり人間の体にはいいものとは言えません。

しかしすでに喫煙をしている方はやめたくてもなかなかやめれなく悩んでいる方も多いとは思いますが少しづつでも本数を減らしていき禁煙を目指しましょう。

また喫煙をしている方は少しでも肌の負担を減らすために上記に記載している対策のビタミンCのこまめな摂取と保湿をするようにしましょう。

 

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